人材派遣会社 がつくれそう。≪ふるさと鴨川通信No.135≫

    今年度19回目の帰農者セミナー。残念ながら雨。

    19回中、雨で一日作業ができなかったのは、2回だけでした。

     

    ちなみに、19回中、初参加の方が来てくれた回が15回、収穫した野菜などを食べた回はなんと16回でした。今年度は、ほとんど毎回、何か食べてましたね(笑)

    でも食べるための作物を育てるわけですから、おいしくいただくまでが野菜づくりのお勉強ということで。

     

    そして、この日は、なんとあの「無印良品」の運営するサイト「ローカルニッポン」の取材を受けました!

    ローカルニッポンのライター 東さん

     

    地方の取り組みを紹介しているサイトで、南房総地域での取り組みも数多く取り上げられています。

     

    →無印良品「ローカルニッポン」

     

    当セミナーの記事は近日掲載される予定ですので、ぜひご覧ください!

     

     

    話はセミナーに戻り、朝から雨のため、この日は、吉尾公民館で過ごしました。

    今年いろいろと交流のできた四方木地区の地域おこし協力隊の方も手伝いに来てくれて、20名の参加をいただきました。今回も初参加の方が1名いらっしゃいました。

    今回はスクール形式で。

     

    まずは、今日予定していたジャガイモの植付とソラマメの整枝と土寄せについて先生から解説をしてもらいました。

     

    春作は大きい種芋は縦に2つに切って植えますが、秋作は切るのはNGで休眠期間が短く発芽の早いデジマなどがよい。

    地温が高いと腐りが出るので、前日までに畑を準備し(そうか病にかかりやすいので石灰は撒かない)、地温が上がらないうちに、朝、日の出とともに植え付けるのがベスト。

     

    ソラマメは主茎を取り、強い芽を5本くらい残して日照をあたりやすくする。アブラムシはまず生長点に付くので、これを取り除き、ビニール袋などに入れ圃場に残さない。

     

    などなど、収穫に大きな差が出るポイントを交え説明がありました。

     

    つづいて、先生が持ってきてくれた君子蘭の種の植え方を説明してくれました。鉢に5粒くらい播いて育て、黒い部分から芽が出るそうです。

    先生から参加者皆さんに配ってくれました。

     

    花が咲くのは5年後とのことで、のんびり、気長に育てましょう。

     

     

    先生の解説の後、このセミナーの会場でもある(現在は工事中のため吉尾公民館を利用)「みんなみの里」の今後の展開についてのお話をしました。良品計画さんも関わり、新しくなる「みんなみの里」に、乞うご期待!

     

    さらに続いて、テレビ制作関係のお仕事をされている参加者の方から、その方の手掛けた番組のお知らせがありました。

     

    いろんな方が参加している帰農者セミナー。

     

    基本的には野菜づくりを学ぶセミナーですが、さまざまなジャンルの方が集まり、いろんな出会いがあり、人と人がつながる場所となりました。

     

    そして、午前中の最後には、もう一組ゲストが登場!

    下記のリンクからハンナ選手をはじめ、オルカ鴨川FCの選手紹介ページに。

     

    前々回にも女子サッカーチーム「オルカ鴨川FC」から、北本GMが来てくれましたが、今回はハンナ・ディアス選手と赤井マネージャーが来てくれました。

     

    →オルカ鴨川FC公式HP 選手紹介

     

    なでしこ1部昇格をかけ、翌週の開幕戦から2018シーズンが始まります。ぜひ頑張って国内トップリーグへ昇格を果たし、鴨川から、なでしこジャパンの輩出をしてほしいと思います!

     

    今シーズンへの決意を述べ、ハンナ選手が今シーズンの日程や選手情報などが載ったチラシを一人一人手渡してご挨拶。

    ちなみに通訳はカナダ出身の参加者の方にお願いしました。突然のお願いですいませんでした汗

     

    今回、新たな発見で、実は、英語や外国語が堪能な方や海外生活経験者がセミナー参加者の中にはたくさんいて、ほんとにインターナショナルな帰農者セミナーになってきました。なので皆さん英語でハンナ選手にしゃべりかけていました。すごい。お昼休みになっても、選手やマネージャーといろいろお話していました。

     

    そんな交流もあって、参加者の中には、「選手通訳などボランティアで手伝いたいからサッカーの勉強します!」と言っていた方もいらっしゃいました。

     

    そしてお昼休憩をはさみ、午後からはワークショップ。

    といっても、交流の時間として、セミナー参加者のこれまでのお仕事遍歴や特技、これからやりたいことなどなど、一人ずつお話してもらいました。

     

    これも、参加者皆さんにとっては突然の振りでしたが、みなさんいろいろなお話をして下さり、参加者同士、お互いをよく知ることができて良かったとの感想もいただきました。夕方に交流会も予定されていたので、早めに終わろうと思っていたのですが、みなさんのいろいろな思いを聞いていたら、予定終了時刻をだいぶ過ぎてしまいました。

    スタッフが収穫してきました。お土産と交流会用。

     

    今年度最後のセミナーは雨で実習ができずに残念でしたが、参加者皆さんの特技や思いをたくさん聞けて、来年度に向けて、また新たな風が吹いてきそうな感じもする回となりました。

     

    【参加者のご感想】

    ・いろんなキャリアを持っている方々がいて、 人材派遣会社 が作れそうだと思いました。それぞれ楽しい移住生活を送られていて素晴らしいと思います。

    ・たくさんの人の話を聞けて良かった!1年間有難うございます。次年度も楽しみにしています。

    ・もみ殻燻炭の作り方を実習で教えてほしい。その時、一緒に焼きいも出来ないですか?

    ・自分で実際にやっているので、質疑でのエンドウ豆の育て方が参考になりました。

    ・参加者全員、それぞれのお話が大変面白かったです。

    ・自分のやりたいこと(養蜂など)をしている方がいたので、今後が楽しみです。

    ・実践できず残念でした。

    ・参加者の特技等が知れてよかった。

    ・午後の雑談?時間はとてもよかった。

    ・自己紹介が楽しかった。情報に広がりを持つことができた。

    ・雨で作業ができなくて残念でしたが、みんなの話が聞けて面白かったです。

    ・雨で残念でした。みなさんの個々の自己紹介がとても有意義でした。夜の部も楽しみにしています。

    ・ジャガイモ、ソラマメの育て方を聞けて再度乍ら復習になりました。みなさんのお話が聞けて楽しかった。

    ・君子蘭の種が楽しみです。先生のアブラムシ対策が面白い。また、先生は本当に菊をよく知っていると思いました。アスパラの雨除けのことは初めてでした。

    ・オルカのサッカー頑張ってほしい!

     

     

    次回、新年度一発目は4月14日(土)です!集合場所は吉尾公民館。

    内容は、サトイモの植付け、バジルの播種、堆肥づくり、エダマメ、
    スイートコーンの播種などの予定です。

    今年も無農薬、有機肥料のみ使用の区画を作り、土づくりから有機栽培方法にチャレンジします!

     

    圃場の周りの川沿いに桜が植わっていますので、まだ散っていなかったら、花を見ながらみんなで昼食とかもいいかなと考えています。

    新年度も、野菜づくりをベースに、新しいことをいろいろやっていきたいなと思っておりますので、ぜひご参加を!

     

    日程はこちら!→平成30年度ふるさと回帰支援センターパンフレット

     

     

    2018年03月22日

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