高橋 稔・真里子さんご夫妻
移住者の写真
高橋さんご夫婦は、息子さんが鴨川へ移住していたことがきっかけで2011年に移住。当方主催のセミナーへも2011年より参加されており、ご自身でも地域の方から田畑を借りて野菜やお米作りにも挑戦。また、担い手不足の柑橘農園の一部を管理・運営し収入にもつなげていらっしゃいます。以前の住まいは古民家をご自身で改装してお使いでしたが、転居を考え準備していたところへ2019年の台風被害に遭い、急遽引越しを余儀なくされました。災害に見舞われて大変でしたが、移住者同士だけでなく地域の方たちとの交流も深く、助け合いの気持ちやそれぞれの家庭の産物のやりとりなどが嬉しいという高橋さんご夫妻へお話を伺いました。
移住のきっかけは?

長男の住む鴨川へ週末に通い約14年。一緒にサーフィンや釣りを楽しんでいた。定年後は鴨川へ移住と考えていた…が!…2010年に会社の都合(リストラ!)にて退職し、ちょっと早目ではあったが移住を決断しました。

移住をするために準備したことや決め手は?

鴨川に通っていた中で、長男の知り合いや「鴨川市ふるさと回帰支援センター」に登録し、住居や地域の風習など情報を収集していた。 「決め手」は、「このまま長男が鴨川で暮らすと言うのなら、逆に我々が移り住むというのも有りか?」と考えました。 鴨川の海と山、自給自足を目指しました。

移住前と移住後の生活で変わったことは?

慣れない自然環境に始めは戸惑うことも多かったけれど、一年一年暮らす毎に今では「鴨川の自然てスゴイ!!」と感じられるようになったこと。 都会では、物はお金で買うしかないけれど、田舎では昔のように物が回る。 妻曰く、近所や友達の間で物(野菜や果物、魚など)が回る、「鴨川通貨!」

移住するにあたって苦労した点はありますか?

住居で苦労しました。当然のことですが大家さんと意見が相違することもあり、借家のリフォームにはあまりお金をかけ過ぎないことですね。

移住を成功させるための秘訣は?

先ず、「覚悟」。一人で移住するにしろ、夫婦、家族でも!「覚悟」ができたら、よく「計画」すること。 真面目に、正直に。気持ちよく日々を過ごす事を考えたら良い方向に。

鴨川移住の先輩からのアドバイス!

他人まかせでは、居住してからが大変になります。 田舎にうまく住むコツはわかりませんが、田舎の人は、移住する方々をすごく良く見ています。「鴨川へ移住」したら、「鴨川の為」に何かできる努力が欲しい。 「家さがし」は焦らないこと…きっと見つかる我が住み家…地域性や将来の生活利便性、有害獣類の生息地域等を考慮した方が良いと思います。

他にもこんな先輩たちがいます!