井上静雄さん
移住者の写真

「自給的生活を始めました」 鴨川の西方、房総のチベットと呼ばれている平塚に居を構えて。今年の7月で早2年が過ぎようとしています。春の訪れは今年もマイ田んぼの畦切りから始まりました。

そもそも… 思えば、私が鴨川に通いだしたのは2000年の6月からです。鴨川自然王国の会員になり、月1回のイベントには、夫婦で参加して来ました。が、当時は自分たちが住むことになろうとは思ってもいませんでした。気持ちが動いたのは、何年かたった夏の日です。汗びっしょりになった作業終了の帰り道、心の開放感が体全体を包みました。その時、やってはいけるのではないかと思いました。

家を建てる 「いい家は無垢の木と漆喰で建てる」という本がありますが、正に我家はこれです。家を建てようと思った時に、間に立ってくれた地元の人に、今の所を紹介され、妻が気に入り決定しました。ここまで約3年かかりました。 家は“大山千枚田保存会”の事業でやっている「家作り体験塾」に頼みました。材料は殆ど地元千葉産の杉の木、壁は竹木舞を編み込んだ漆喰です。夏はクーラーいらず、冬は薪ストーブが活躍してくれます。

地元デビュー 私の住んでいる地区は16軒です。始めから受け入れてもらいました。年に数回共同作業がありますが、皆さん和気あいあいで、その後の慰労会も楽しみの一つです。

鴨川移住の先輩からのアドバイス!

◎ 土地は1年以上通った方が、日照、風等の自然環境等がわかると思います。 ◎ 家は小さくても、出来れば無垢材の方が安心して生活出来ると思います。 ◎ 地元の人は、皆さん良い人が多いです。会費は都会よりはどこも高目ですが、家計に響く程のことはないと思います。

他にもこんな先輩たちがいます!