「 農的移住 」で 自給自足生活 を目指す ≪ふるさと鴨川通信No.121≫

     

    帰農者セミナーも今年度第5回目。今回も初参加者2名を含む22名と多くのご参加をいただきました。天気にも恵まれ、ちょっと暑かったですが、太陽の下、畑仕事にみんなで汗を流しました。
    今回は、ニンジンの収穫、エシャレット(らっきょ)の収穫と種取り、セロリの鉢上げ、シカクマメの植付、カボチャやスイカ、なす、パプリカ、ズッキーニ、トマトは誘引や三本仕立てなどの管理を行いました。


    トマトの誘引 縛り方にもコツが!


    セロリの苗を根を傷つけないよう鉢上げ


    セロリの鉢上げ完了


    スイカの誘引


    シカクマメの植付


    ジャンボカボチャ、すさまじい成長ぶり

     

    「 農的移住 」で 自給自足生活 を目指す

    初参加のお二人は 農的移住 をご検討中で、セミナーにお試し参加されたとのことでした。畑での作業中に「 自給自足生活 」を実践されている先輩移住者とお話をする中で、その魅力や充実感、また、大変さなど、いろいろと「生の声」を聞けて、野菜作りの実習や講義も含めて、「すべてが勉強になった」との感想をいただきました。
    午前中の作業が押してしまい、お昼休みは長めに取って、午後は2時からのスタート。まずは座学で「肥料の働きと種類」の講義。ちょっと難しかったですが、苗のどの辺に肥料を施したらよいかなど、適切な施肥の方法や成分の割合などを詳しく学びました。

    ナスの仕立て


    ニンジンの収穫&仕分け

    休憩を挟んで、前回の「梅仕事」につづき、この時期に大量にとれるきゅうりを保存できる「ぱりぱり漬け」のレシピをベテラン参加者の方が教えてくれました。手間は少しかかりますが、とってもおいしいです。試食させていただきましたが、ビールのおつまみにぴったり!
    そして最後に、セミナー参加者の中に移住検討中の方も多くいらっしゃるので、先輩移住者の参加者お二人にご協力いただき、ご自身の田舎暮らしやライフスタイルについて、お話していただきました。この企画は今後も続けていきたいと思いますので、ほかの先輩移住者の皆様もご協力お願いいたします!

    さて、次回は7月8日(土)です。
    予定している内容は
    ニンジンの播種、(生育がちょっと心配ですが)ハーブや夏野菜の収穫
    座学「種・とうだち・仕立て方・支柱立て」
    などです。
    当初計画では料理教室も予定に入っていたのですが、体験実習室の設備だと人数分調理することが難しく、吉尾公民館での開催回(9月以降)に回すことになりました。
    お申込み・お問い合わせは下記事務局まで。お試し参加もお待ちしております!

     

    2017年06月27日

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