夏真っ盛りの8月5日、この日は鴨川市内の2か所で祭礼があったり、夕方から前原海岸付近での歩行者天国とスカイランタン、小湊連夜の花火、地域の盆踊り大会などなど、田舎の夏イベント盛りだくさんの日でした。
そんな中、帰農者セミナー第8回を開催。祭礼に参加される方もいて、今回は9名の少数精鋭で行いました。
鴨川の夏、真っ盛り
この日も朝から気温が上がり、大変暑い日となりましたので、圃場での作業は午前中の約1時間半で終了し、午後からはペーパーポットへの播種と穫れた野菜でアヒージョづくりのレクリエーションなどを行うスケジュールを組みました。
本日の作業ポイントの説明を受けてから、圃場へ。
まずは、トマト、パプリカ、甘長トウガラシ、ナス、空芯菜、バジル、小玉スイカ、オクラとズッキーニ少々を収穫。トマトとパプリカもやっと色づいてくれて、今回は収穫することができました。
収穫しながら、古い葉の処理や病気や害虫の種類とその対策など管理についても、実物を見ながら同時に行います。
作業しながら「こんなに(収穫物が)あると、うれしいねぇ」という参加者の声が聞こえてきて、我々スタッフもうれしくなりました。暑い中の作業、お疲れさまでした。
パプリカはやっと色づき、収穫
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オクラも順調です
ナスは元気いっぱいで、たくさん穫れてます

去年は大成功だったスイカ。今年の出来は
途中、休憩をはさみ、今度はセロリの植え付けです。
5月に播種、6月に鉢上げしたセロリの苗もやっと定植できます。
苗土にも植穴にもたっぷりと水を含ませ、茎にかからないよう薄く覆土するなど、ポイントをおさらいしながら定植しました。
その後は、サツマイモの蔓返しを実習して午前中の作業は終了となりました。

たっぷりと灌水
ポイントをおさらい
みんなで確認しあいながら作業します
午後の部は、キャベツ、スティックブロッコリー、カリフラワー、コールラビをペーパーポットに播種する作業からスタート。半結球レタスはトロ箱に、抑制カボチャは育苗ポットに播種しました。
ここでも、知っていると作業時間が短縮できる効率のいい作業の仕方など、本には載っていない“小ワザ”が教えてもらえます。
その後、特別講義「柿の接木の仕方」を実施。実際に先生が接木の作業をしながら解説しました。
小ワザを実践
播種完了
接木のお手本
そして、部屋に戻って収穫した野菜でアヒージョづくり開始。
パプリカ、トマト、ナス、ズッキーニ、オクラ、甘長トウガラシ、バジルをカットして、ウインナーとニンニクを入れて、オリーブオイルで煮込みます。
あとは塩コショウで味を調え、完成。簡単ですね。
食材が穫れたてなので、どれもおいしかったのですが、個人的には丸ごと入れたミニトマトが絶品でした!
とれたて新鮮野菜でアヒージョ
おやつの後は、先輩移住者から貴重な経験談を話していただきました
そして最後に先生から、稲の収穫量を増やすことができるちょっとした秘訣についてお話があり、本日は終了となりました。
セミナーが早めに終わったので、移住検討中の参加者の方を空き家物件見学にご案内しました。築100年ほどの古民家物件でしたが、とても好印象だったようです。
この参加者の方も、セミナーに通うことで出来た「つながり」が、今どんどん広がっているとおっしゃっています。
田舎暮らしをご検討中の方は、移住への第一歩として、ぜひ帰農者セミナーをご利用ください!
さて、第9回の帰農者セミナーは8月18日(金)。
次回は、先輩移住者宅にお邪魔して、どんなライフスタイルを送っているかを実際に見て、聞いて、感じてもらいます。さらに昼食は収穫野菜を使って、石窯でピザを焼き、みんなで食べる予定をしています!
田舎暮らしをご検討中の方には、とても参考になると思いますので、ぜひ、ご参加ください。
ジャンボカボチャも収穫します!果たして何キロまで育っているか楽しみです。
【次回予定】
・トマト、ナス、パプリカ、オクラ、スイカなどの収穫
・ジャンボカボチャ収穫
・スイカ、ジャンボカボチャの片づけ
・抑制カボチャの植え付け
・先輩移住者宅見学
・昼食は収穫野菜で石窯ピザづくり!
・果樹の管理について など
2017年08月09日