鴨川時間

鴨川で楽しめるスポットや地元ならではの素材、田舎暮らしを楽しむ知恵etc。
鴨川の様々な時間をほんの少しですが、ご紹介しております。

里山の春の贈り物<たけのこと山菜>
    コラム画像

    たくさん収穫できました。

    コラム画像

    立派なたけのこ掘れました。

    コラム画像

    雑草の中にひっそりわらび見っけ。

    コラム画像

    一面に広がる野蕗。

    春の里山は、美味しい食材がもりだくさん!

     

    首都圏の方々も「生たけのこ」や山菜などをスーパーマーケットで見かけると、「春だなぁ~」と嬉しくなりますよね。

     

    鴨川の里山にもたくさんの食材が芽を出してきたので、地元の地権者さんのご協力を得て、「たけのこ」・「蕗」・「わらび」採りへ行ってまいりました。

     

    竹林の脇に、ほんの少し地面が割れて出てきたばかりのたけのこ、なかなか見つけるのが大変ですが、大きく芽が出てしまう前の方が柔らかくて美味しいそう。

     

    「あった!!」地面の下で、太く大きく育っていると良いのですが…

     

     

    周りの土を掘っていき、根元のボツボツが見えてきたら、根元へ鍬を一気に入れましょう!

     

     

    汗だくになりながら、大きなたけのこがたくさん掘れました♪

     

     

    さて、お次は山菜を探してみました。

     

     

    わらびを発見。雑草の中からこっそり顔を出していましたよ。

     

     

    こちらは野蕗が一面を覆っています。

     

    スーパーマーケットなどで見かける大きな「蕗」は、「水蕗」で茎の中に穴が開いているんですが、こちらは「野蕗」で穴が開いていません。

     

    どちらも美味しく食べられるそうですが、「野蕗」は皮を剥かなくても良いそうです。

     

    皮を剥くときに灰汁で指先が黒くならず、嬉しいですね。生えている状態では全く見分けがつかないんですけどね。

     

    たくさん採れたので、さっそくお料理しましょう!

     

     

    たけのこは、頭を斜めに落として米ぬかと唐辛子で茹で、柔らかくなったら一晩冷ましてから、だし汁にお醤油とみりんでわかめと煮ました。

     

     

    わらびは重曹水で灰汁を抜いてから、少しのニンニクとごま油とお醤油とお酒で炒めて「わらびのナムル」にしました。

     

     

    野蕗はお醤油とお砂糖とみりんで、煮物に。

     

    たくさんの贈り物をくれる里山の自然を大切にしながら、ルールを守って毎年、季節の味を楽しんでいきたいですね。

    里山の春の贈り物<たけのこと山菜>
    Photo&Text
    YUKIE YAMANAKA